2009年6月6日土曜日

☆古書・ハイコミックミステリーマガジン「影」

うほっこのハイセンスな表紙!!
専門家でもないのに情報を羅列するのはあまり好きじゃないんで
すごくペラッとした事だけ書きますが、ご容赦ください(笑)。

古いもの好きになった一番の原因はおそらく「神保町(古書店街)」がわりと近所だったという事ではないかと。
本の中身というよりも装丁とかタイトルとかに惹かれる方で、レコードならやはりジャケ買いです。
古書の悩みはあのカビ臭さ(笑)。同じ本棚に入れるとあっという間に新刊まで古書テイストに・・・。
我ながら相対するものが好き・嫌いで困ります。
何しろ、大好きなのは「石・紙」大嫌いなのは「コケ・カビ」。

古書は、漫画はほとんど見ないんですけど、「貸本漫画」の類いはチェックしてました!!
なんとも自分の知らない世界がくり広がっていて、タマランのです。
何しろ「貸本」という文化自体エキゾいわけですから。

はっきり言って「貸本」は劣悪な状態です。
大切に思う気持ちが無い人たちが読みあさったカスだもん(笑)。
おかげさまで、当時これらはとても安い値がついておりました。(最近は厳しい事もありますね)
しかしながら気軽に読める内容に、けっこー入り込んでしまうのです。

忍者とか時代劇もありますけど、
拳銃持ってて当たり前、マドロスなオレ、なんだかヤバいことに足をツッコんぢまったぜ・・・って 日活っぽい内容のものが大半ですね。
やっぱりこれはこの時代独特の、真似できないおいしさだと思います。
この緊張感の無い緊張感、ね。

漫画のお評論じゃないでっせ、ちょっと中身を・・・。

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桜井昌一先生の「霧の中」
推理漫画・・・いわゆるクイズなんですが。

まぁ漫画にした理由がよくわからないや。というのが率直な意見です。

「今日までのゴタゴタを解決しようと思ってな」と、撃たれてしまう男。
「犯人は誰だ」ってのがクイズなんだけど、気持ちとしては犯人が誰なのかよりも、殺すほどの「ゴタゴタ」ってなんなのかとかのほうが気になる・・・。

わからずじまい・・・・。

まぁ犯人もマドロスもおまわりさんも、やたらと拳銃が撃たれるというこのおおらかさ・・・。てことで。
ガーン おわり(次のページから始まる御大の漫画は、やはりもうとてつもなく素晴らしいです)

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K・元美津先生の「マリリンに合わせろ!!」おう!!LSD!!もはや(笑)ですな。

「会わせろ」じゃないのかなぁってのが気にかかる。
とにかく印象的。
LSDでトリップしまくり、させまくりで、
周りにはマリリンモンローが会いに来るんだが、何故かオレ様のところにはやってこない
チクショー、グサッ。そんな内容。
「お前はソフィア・ローレンじゃないか!お前なんかに用は無いんだ!!」
「ちくしょう あいつは僕の見ていない「ノックは無用」まで見やがったんだ」
こういうイカレ方、大好きです。
・゜★,。・:*:・゜☆・:*:・゜★,。*
子供の頃からこういう古いものが身に付いてるおかげで
人様には、デフォルトで10歳くらい上に思われている事が多いです。話題が話題なんで・・・(笑)。
最近は実際若くないですから10オーバーなんかあんま問題ないですけど(笑)やっぱ以前は相手様が本気で気にされてしまって・・・
年上の人に「年下だったんだね、失礼しました」と謝られる不条理!! 
スイマセン。それって謝るのはこっちです(笑)。
しかし、古いものが好きな人間にとって、こういう誤解はとてつもなくウレシいのです。
だって、ほんまもんだと思われてるわけですから(笑)!!
体験できなかった事はもう取り返し付かないものですからね。
それをあたかも、そのとき積み重ねたかのように見せられているなら、しあわせッス。
これって年代だけに限らず、そのとき興味があったか、という問題もあるし、ホント時間は取り戻せないとつくづく思う。です。
知らなければ懐古廚にすらなれない・・・。

そーだ!!てめーのことより、+:+:杉本彩さん+:+:が自分より年上だと知った事の方が衝撃!!
なんであんな美しいんだぁー。
素晴らしい努力してらっしゃるんだなぁ。惚れ直す!!



4 件のコメント:

JAM さんのコメント...

ハヤカワ文庫から刊行された「サラ・バレツキー」の著作で、ウォシャウスキーという女性の私立探偵が主人公の小説。
カバーイラストが「ストップ!! ひばりくん!」は江口寿史で、凄く格好よかったことを覚えています。
画像の表紙も格好良いですね!

フドー さんのコメント...

ううむ! そりゃもーイイに決まってますね!!(笑)
ググッてみたところ、80年代っぽいイラストのものが引っかかりましたけど、
やはりカッコ良くて美しいですねー。

お子様の頃、田舎のおじさんが入院して、夏休み中ずっとそちらにいた事がありまして。
ペットショップだったので、手伝いで犬の散歩するんですけども、合間に本屋とレコード屋を回って知ったのが「すすめ!パイレーツ」でした。
初見だったため、ものすごいものを発見したような感動で買った1巻を繰り返し読みました。
親戚のガキどもにもえらそーに「これおもしろいから!」とかヌカして回し読みしたりして・・・と懐かしいなぁ・・・。
お小遣いの都合もあり、少しずつ買っていくんですけど、実はもう完結している事も知らず、ジリジリ読んでいくと・・・途中で絵がガラッと変わってしまうんですね(笑)。
連載をお休みされるとか、そういう事も考えた事が無かったんで、あとで色々知ってからカルチャーショックでしたが(笑)。
完結していると知り、全お小遣いを投入していっぺんに最後まで買ったんだけど、絵がきれいになってからは内容もギャグが少ないし、子供には読みにくく感じて結局読まずに今日に至っていると思いました。

デニーズのイラストを見たときはもう「天才!!」って言葉しか浮かばなかったのと
「え?これパイレーツの作者?!」と、そこらへんの人かよ!って反応なわたしでした(笑)。

JAM さんのコメント...

なんと言うか、膝下の表現がクールだと感じるんです。
ああ、僕のフェチは違う部位を違う角度で眺めたときに・・・以下自粛(^^ゞ

小説も漫画もLPも表紙買いするときがありますもんね。

フドー さんのコメント...

します!!表紙買い!!めっさします!!

自粛のあとが気になりますが、気がつかない振りをするのが本当の大人。
その点わしは子供なんで、続きを教えてください。